ブロックプリント工房で働く女性たち【Wander Notes Journal vol.3】

ブロックプリント工房で働く女性たち【Wander Notes Journal vol.3】

SUKOBURUの布作りからお洋服の生産まで行っている、インド。そこに流れる空気や香り、そして生産背景を、視覚とテキストでお届けしていきます。今回は、ブロックプリント工房で働く女性たちについてです。

SUKOBURUの服づくりに欠かせないブロックプリント。
古くから伝わるこの手仕事は、力仕事が多いため、
男性の職人が多いです。


しかし、長年取引を続けている工房には、
工房の活気を支える2人の女性が活躍しています。

SUKOBURUのお洋服は、そんな力強いパワーを持つ彼女たちによっても染められています。

一人は、自然染色染のブロックプリントの中でも重要な工程である「泥防染」を専門とする職人。


デザインに沿って木製ブロックに泥を丁寧につけ、
布に押し当てるこの防染作業は、
染色後に美しい柄を浮かび上がらせるための緻密な技術が求められます。

彼女の集中力と繊細な手元が、SUKOBURUの複雑なデザインを実現させています。

もう一人は、職人たちから親しみを込めて「mata ji(みんなのお母さん)」と呼ばれる工房の要。


布をプリントする前の、白いコットン生地にベース色を入れる作業を主に担っています。


このベースカラーの仕上がりが、
製品全体の印象を決定づけると言っても過言ではありません。

彼女たちはいつも、
鮮やかな色のサリーを纏い、
指や腕にもお洒落なアクセサリーを身につけています。

工房の活気と、染料の色に負けない彼女たちのファッションセンスと飾らない笑顔は、
インドのブロックプリント工房の力強い女性像そのもの。

この布には、技術だけでなく、
職人世界の中でしなやかに働く女性たちのエネルギーも込められています。



SUKOBURUの服を身に纏う時、工房で活躍する彼女たちの存在を、そっと思い出していただけたら嬉しいです。